IR INFORMATION

トップメッセージ

平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
株主・投資家の皆さまとのコミュニケーションを促進すべく、新たに「TASUKI Value Report」を発信させていただくにあたり、ご挨拶申し上げます。

2025年9月期決算は、経営統合前のタスキ業績より通算して9期連続の増収・増益となり過去最高を更新、2024年11月12日に公表した中期経営計画の初年度として順調な滑り出しとなりました。


2025年9月期においては、都市部を中心に賃貸物件の賃料上昇が継続する追い風の事業環境のもと、昨今の建築費高騰を背景とするコスト増への対応として売上総利益率の向上に向けたグループワイドの取り組みに注力し、収益体質の強化を図ってまいりました。SaaS事業では、CVC投資を通じたパートナー企業との積極的なオープンイノベーションの創出と、それによるZISEDAIエコシステムの拡大を促進いたしました。これらの取り組みを中心に、2026年9月期の売上高1,000億円および長期ビジョン「BEYOND2033」における売上高2,000億円の達成に向けて邁進してまいります。 株主・投資家の皆さまにおかれましては、より一層のご支援を賜りますようお願い申し上げます。

2025年12月
株式会社タスキホールディングス
代表取締役社長 柏村 雄

トップメッセージ

平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
株主・投資家の皆さまとのコミュニケーションを促進すべく、新たに「TASUKI Value Report」を発信させていただくにあたり、ご挨拶申し上げます。


2025年9月期決算は、経営統合前のタスキ業績より通算して9期連続の増収・増益となり過去最高を更新、2024年11月12日に公表した中期経営計画の初年度として順調な滑り出しとなりました。2025年9月期においては、都市部を中心に賃貸物件の賃料上昇が継続する追い風の事業環境のもと、昨今の建築費高騰を背景とするコスト増への対応として売上総利益率の向上に向けたグループワイドの取り組みに注力し、収益体質の強化を図ってまいりました。SaaS事業では、CVC投資を通じたパートナー企業との積極的なオープンイノベーションの創出と、それによるZISEDAIエコシステムの拡大を促進いたしました。これらの取り組みを中心に、2026年9月期の売上高1,000億円および長期ビジョン「BEYOND2033」における売上高2,000億円の達成に向けて邁進してまいります。 株主・投資家の皆さまにおかれましては、より一層のご支援を賜りますようお願い申し上げます。

2025年12月
株式会社タスキホールディングス
代表取締役社長 柏村 雄



長期ビジョン「BEYOND2033」:国内トップの不動産テック企業へ



当社グループは2024年11月12日に長期ビジョン「BEYOND 2033」を公表いたしました。不動産デベロッパー発の不動産テック企業として国内トップを目指すうえで、2033年9月期に売上高2,000億円という目標を掲げており、2025年9月期決算においては売上高744億円を計上するなど順調なスタートとなりました。引き続き、ビジョンの実現に向けてグループ一丸となって取り組んでまいります。


中期経営計画は当初計画を上回るペースで進捗

FY2027.9 計画 主要KPI


長期ビジョンと同日に公表した中期経営計画では最終年度である2027年9月期の各種KPIを定めておりましたが、2025年9月期決算を経て、EBITDA成長率を35%から40%へ引き上げたほかはこれらのKPIに変更はなく、特に「EPS140円」の達成を重点課題と捉えております。 2025年9月期決算において各段階利益は計画を上回る実績となり、中期経営計画についても順調に進捗をしております。


2026年9月期通期計画を上方修正

(※)EBITDA=営業利益+減価償却費+のれん償却額+株式報酬費用+PPA(棚卸資産の評価替え)取崩額


長期ビジョン・中期経営計画の順調な滑り出しを受け、2026年9月期の通期計画を当初計画から上方修正いたしました。特に売上高については1,004.5億円の計画となり、当初計画においては2027年9月期に見込んでいた売上高1,000億円を上回る水準となっております。あわせて、各段階利益についても着実な積み上げを計画しており、2027年9月期の各種KPIおよび2033年9月期の売上高2,000億円の達成に向け、より一層成長を加速させてまいります。


Life Platform 事業:売上総利益率向上の取り組み



FY2024.9は、1Q〜2Qはタスキ(タスキプロス連結)と新日本建物(単体)の単純合算数値、3Q〜4Qはタスキホールディングス(連結)の数値を使用


Life Platform事業においては、売上総利益率向上の取り組みをグループワイドに実施しております。昨今の建築費高騰を背景とするコスト増への対応も含め、外的要因に左右されない強固な収益体質の獲得を目指してまいります。 上記の取り組みにより、2025年9月期においては売上総利益率が前期比で向上、全体で+2.9ポイントの19.9%となったほか、IoTレジデンス、リファイニングの各セグメントにおいても+2.0ポイント超の向上となりました。 資産コンサルティングについては、売上総利益率が前期比で-5.3ポイントとなったものの、他セグメントと比べて依然高い水準を維持しております。また、同セグメントの売上高構成比の拡大を推進したことで、全体の売上総利益率の向上に寄与しております。

SaaS事業:ZISEDAIエコシステムの展望


(※1)Model Context Protocol:AIが外部ツールやデータソースと安全かつ標準化された方法でやり取りするためのプロトコル


SaaS事業においては、ZISEDAIが展開する不動産DX SaaS「ZISEDAI LAND」を中心とする独自のエコシステム構築を引き続き推進してまいりました。 CVC「TASUKI VENTURES」を通じたパートナー企業とのオープンイノベーションにより、エコシステム内の各機能やAIの開発・強化を図るほか、これらパートナー企業とのAPIの相互公開により連携型エコシステムを構築、より広範な領域に対応する拡張性を獲得することで、不動産DXプラットフォームとしてより一層高価値なトータルソリューションの提供を目指しております。 さらに、MCPを介した外部AIへの機能公開により、新規ユーザーの流入拡大を図ってまいります。 上記のハイブリッド戦略を推進することにより、不動産テック領域における唯一無二のポジションの確立を目指してまいります。


数字でみるタスキホールディングス



配当方針