IR INFORMATION
株式会社タスキホールディングス
代表取締役社長
柏村 雄
個人的な話になりますが、私は高校時代、サッカー部のキャプテンを務めていました。
メンバー全員で高い目標を追いかけることに喜びを感じ、チームビルディングへの関心を抱いたのもこの時期になります。
少数精鋭の組織運営にこだわる私の原点は、ここにあります。
社員が一丸となり、不動産業界を取り巻く環境に変化を起こす。
世の中の新しい当たり前をつくりだすためには、一人ひとりがプロフェッショナルであり、全員がひとつの方向を目指すことが重要だと考えています。
私は、新日本建物在籍当時、リーマンショックを経験し、
不況下での不動産事業の厳しさを思い知ると同時に、
メインメンバーとして事業の立て直しにも携わりました。
このたび発足したタスキホールディングスの経営層には、私と同じく困難を乗り込えてきた経験豊富なメンバーがそろっています。
一人ひとりの経験を活かし、環境の変化に機敏に対応する事業モデルを構築してきました。
これからも障壁にひるむことなく、挑戦を重ねていきます。
タスキホールディングスが発足した2024年。
新NISA制度がスタートし、投資人口の増加や海外マネーの日本市場への流入も相まって、日経平均株価は市場最高値を更新しました。このような市況下において、資産運用への関心もいちだんと高まりを見せていくと考えています。
タスキホールディングスとしても大切な1年目であるFY2024.9の業績計画は、売上高 440億円、営業利益44億5千万円を掲げております。
人生にターニングポイントがあるように、
不動産業界にも大きな時代の転換点がきていると感じています。
金利上昇懸念、高騰する建築資材、そして建設2024年問題と、不動産事業者が抱える課題は山積しています。
競争環境の激しい不動産市況において、突破口となるのはテクノロジーとデータ活用です。
不動産業界には属人的かつ前時代的な運用が、いまだに多く残っています。
私たちはテクノロジーの活用によって不動産業界に変革をもたらし、
業界全体の活性化を推進していきます。
創業時を思い返せば、私たちの日常会話は、「やってみようか」が口癖でした。
失敗を臆することなく、とにかくチャレンジしてみる。
その中からヒットが生まれ、事業を牽引する存在になっていく。
これからもベンチャーマインドを忘れることなく、
社会の課題は何か、私たちのミッションは何かを追求し、成長を続けていきます。
今後とも、皆様のご愛顧とご指導を賜りますよう、
よろしくお願い申し上げます。
株式会社タスキホールディングス
代表取締役社長
柏村 雄